- ドイツの金融規制当局BaFinは、35か所の施設に対する強制捜査を実施し、13台の仮想通貨ATMを押収しました。
- BaFinは、暗号資産ATMの運営者に対して、国内で適切なライセンスを取得するよう要請しています。
「20日に発表された声明によると、ドイツの金融監督機関であるBaFinは、13台の仮想通貨ATMを押収したと報じられています。」
「これらの機器はBaFinの許可を受けずに運用されており、マネーロンダリングのリスクがあるとされています。BaFinの職員は警察とドイツ連邦銀行の協力を得て、合計35か所で運営者に対する監査を行いました。現金約25万ユーロ(4050万円、1ユーロ162円換算)が押収されました。」
ユーロを暗号資産に交換する行為は、銀行業と見なされ、金融システム及びその利用者の完全性を保護するため、BaFinからのライセンスが必要とされています。違法な管理者は警察により告発され、最大5年の懲役刑が科せられる可能性があります。
「ドイツの金融監督庁(BaFin)は、以前にもビットコインATMを押収したことがあります。 ドイツは、EU加盟国の1つとして、EU全体にわたる暗号資産規制である「暗号資産市場規制法(MiCA)フレームワーク」を実施することで知られています。」
「ドイツの規制当局、13台の暗号通貨ATMを押収」