- アメリカン・エキスプレスの価値のないデジタル旅行スタンプトークンは、CoinbaseのBaseネットワーク上で生成および保管されます。
- 「最新のアメックスの旅行アプリでは、旅行者向けのツールやセンチュリオンラウンジのアップグレード機能も提供されています。」
アメリカン・エキスプレスは、旅行アプリのアップデートの一環として、旅の記録を保存するためのイーサリアム(Ethereum)プラットフォームを利用した「トラベルスタンプ」を導入しました。
“Travel Experience Tokens are technically NFTs (ERC-721 non-fungible token standard) and, when issued and stored on the Base network of Coinbase, as stated by Colin Marlowe, Vice President of New Partnership at Amex Digital Labs.” を以下のように言い換えることができます。
「旅行体験トークンは、技術的にはNFT(ERC-721非代替性トークン規格)であり、コリン・マーロウ氏、アメックス・デジタルラボの新規パートナーシップ担当バイスプレジデントによれば、コインベースのBaseネットワーク上での発行と保管が行われます。」
マーロウ氏によると、トラベラーカードで獲得できるトラベルスタンプは、NFTトークンとして取引可能ではないと説明されました。また、少なくとも現時点では、ブロックチェーンを利用したポイントプログラムの機能も持っていません。
マーロウ氏はインタビューの中で、「このトークンは価値を持たないERC-721トークンであり、技術的にはNFTですが、われわれはそれをNFTとしてブランド化していません。旅行体験そのものを自然に表現したかったのです。ですから、私たちはそれをスタンプと呼び、トークンとして表現しています」と述べました。
“スタンプは将来、興味深い提携の機会を生み出す可能性があるため、ある人物は述べました。スタンプは、履歴の識別や記録に利用され、アメックスの旅行体験を非常に豊かで独自のものにすることが目的であり、売買や一時的な収益に焦点を当てているのではありません。”
ファイアブロックス社の担当者によると、パスポート製品のウォレット・アズ・ア・サービス(WaaS)プロバイダーとしてアメックスを支援する役割を果たすために、ファイアブロックス社も関与していると述べました。
「同社によれば、アメックスの旅行アプリには、旅行やセンチュリオンラウンジのアップグレードをするための複数のツールが組み込まれている」と述べています。
「コインデスクジャパンによる翻訳|編集:井上俊彦|画像提供:シャッターストック/コインデスクによる修正|原文:アメリカン・エキスプレス、ブロックチェーン技術を活用した『トラベルスタンプ』を導入」