日本のカジュアルゲーム大手コロプラの子会社であるBrilliantcrypto社が手掛けるPlay to Earn(P2E)ゲーム「Brilliantcrypto」の仮想通貨「BRIL(ブリリアンクリプトトークン)」が、スペイン語圏最大規模の暗号資産取引所「Bit2Me」に、9月10日に上場することが発表されました。この情報は、コロプラとBrilliantcrypto社が9月3日に公表したものです。
Bit2Meの上場により、そのサービスが展開されている各国でBRILが上場することになり、特にブラジル地域ではBRILpointがBRILに変換されるため、日本と同様にゲームで直接トークンを獲得できるようになり、ユーザー拡大が期待されています。
「ブリリアントリークリプトトークンの初期トークン販売」
日本でIEOが実施され、暗号資産取引所Coincheck(コインチェック)にて取引可能なゲーム内トークンである「BRIL(ブリリアンクリプトトークン)」は、P2Eゲーム「Brilliantcrypto」で利用されている。
Initial Exchange Offering(IEO)における購入申し込みは、開始後わずか13分で目標としていた15億2000万円を超える売上を達成しました。その後、総額333億円の申し込みが集まり、申し込み人数は7.94万人に達したと報告され、Coincheckによれば、同社が実施したIEOプロジェクトは過去最高を記録したとのことです。
「BRILは、6月17日に市場に新規上場した。取引が開始されるとすぐに公募価格の21.6円から約5倍の99.66円まで急騰し、その後急落するというIEO特有の波乱含みの値動きをみせた。」
その後、公募価格を上回りつつも、7月中には価格が上昇していましたが、8月に入ると価格が下落し、現在の9月3日16時時点ではおおよそ13.6円程度となっています。
Bit2Meがスペイン語圏、特に南米地域で多くのユーザーを持つことから、その上場が価格にどのような影響を及ぼすかが注目され、価格の推移が期待されています。
「Brilliantcrypto社は、上場を祝して、9月12日と13日にブラジルのサンパウロで開催される「NFT Brasil」に出展することが決定しました。」
「文章:CoinDesk JAPAN編集チームによる|画像:プレスリリース提供」