クレディセゾンは、セゾンカードというクレジットカードを運営している企業で、海外のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるシンガポールの会社を通じて、ブロックチェーン技術に特化したベンチャーキャピタルファンド「Onigiri Capital」を設立したという発表を行いました。
「そのファンドの目標規模は5億ドル(約73億円、1ドル=146円換算)であり、設立時には3.5億ドル(約51億円)の資金調達を達成しているとのことです。」
「当該ファンドは、同社の海外CVCであるサイゾン・キャピタルの活動を基盤として展開しています。サイゾン・キャピタルは2019年に設立されて以来、アジアのFinTech企業に主に投資を行ってきましたが、2021年からはブロックチェーン分野にも投資対象を広げてきました。」
「Onigiri Capitalは、これまでの投資経験や知見を活かし、外部の金融機関も投資家として参画可能な形で、ブロックチェーン技術に興味を持つとされる運営が行われると述べている。」
「Onigiri Capitalの投資方針は、金融分野で活動するブロックチェーン関連の新興企業への資金提供に焦点を合わせます。具体的には、ステーブルコイン、決済、資産のトークン化、DeFi(分散型金融)、金融サービスの5つの主要分野において、アーリーステージの企業を主要な投資ターゲットとしています。」
|文:栃山直樹
|画像:リリースから