インドの通信およびテクノロジー企業であるジオ・プラットフォームズ(Jio Platforms)は、4億5000万人を超えるユーザーのデジタル体験を向上させるために、大胆な一歩を踏み出した。
ジオは、エネルギー大手のリライアンス・インダストリーズ(Reliance Industries)の100%子会社として存在している。リライアンスは、アジアで最も裕福な人物の一人であるムケシュ・アンバニ氏と彼の家族によって経営されている。
「1月16日、ジオはポリゴン(Polygon)プロトコルの開発チームであるポリゴンラボ(Polygon Labs)と提携し、インドでWeb3およびブロックチェーンサービスの展開を発表しました。」
このパートナーシップにより、ポリゴンの先進的なブロックチェーン技術を活用し、ジオの既存のアプリケーションやサービスに革新的なWeb3機能を組み込む予定です。
「ジオの最高経営責任者であるキラン・トーマス氏は、ポリゴンラボとのパートナーシップを通じて、デジタル分野での優れた成果を目指すジオにとって重要な節目であると述べました。Web3のさまざまな可能性を追求し、ユーザーに素晴らしいデジタル体験を提供できることを楽しみにしていると述べています」
「ポリゴンの共同創業者であるサンディープ・ネイルワル氏は、このパートナーシップに対して、「インドにおけるWeb3技術の普及に向けた重要な一歩だ。ジオが多くの顧客にWeb3を紹介してくれることを心待ちにしている」と述べました。」
「Web3は、ブロックチェーンなどの分散型技術を活用した次世代のインターネットであり、ユーザーが自分のデータやオンラインでの活動をより効果的に管理できるようになる。」
「|翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:ムケシュ・アンバニ氏(インドの大富豪、YouTube)|原文:インドの通信大手JioがPolygonと提携、4.5億人以上のユーザーにWeb3を提供」