日本ブロックチェーン基盤は、12月18日に行われたJOCトークンのIEO(Initial Exchange Offering)において、90億円を超える総額の申込みがあり、予定販売額の12億6000万円が完売したと発表しました。これはJapan Open Chain(JOC)のコンソーシアムを運営・管理しているビットトレードが行ったものです。
「今回のIEOでは、先行優先販売が5億4000万円、一般抽選販売が7億2000万円の合計12億6000万円の販売を予定していました。しかし、先行販売と一般販売の両方で募集予定数を大幅に上回る応募があり、着金やキャンセルを考慮した最終的な確定数でも予定販売金額を上回る結果となりました。」
本日18日から、トークンの一般抽選が順次実施され、その結果は随時通知されます。 JOCトークンは、Japan Open Chainのパブリックチェーンであるイーサリアム完全互換(レイヤー1)で、手数料トークンとして機能します。12月23日正午に、ビットトレードを皮切りに、日本初となる世界の複数取引所での同時取引が開始される予定です。
2021年に始まった国内のイニシャル・エクイティ・オファリング(IEO)は、パレットトークン(PLT)のものが今回で8番目となります。最近では、RWA(実物資産)プロジェクト「NOT A HOTEL」が20億円規模のIEOを成功させ、IEO価格が1000円から18日13時現在で1770円まで上昇するなど、市場に対する関心の高さを示しています。
「関連ニュース:ホテル関連通貨ではないNOT A HOTEL COINが、20億円のIEO調達を達成──12月13日に取引が開始される予定です」
|文:栃山直樹
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