KDX STパートナーズという会社がケネディクスグループの一員で、不動産セキュリティトークン(不動産ST)に特化したポータルサイトを立ち上げました。このサイトでは、ケネディクスグループが運営するファンドに関する不動産ST情報や関連する学習コンテンツが提供されています。
「2024年12月から、KDX STパートナーズはケネディクス・インベストメント・パートナーズから不動産STファンドのアセット・マネジメント業務を引き継ぎました。これに伴い、投資家向け情報提供プラットフォームとしてポータルサイトを立ち上げました。今後は、ポータルサイトのアプリケーション開発や、不動産STに関する詳細情報の充実を計画しています。」
当社の調査によると、2024年9月時点で不動産ST事業の資産規模は約1390億円と、国内最大といえる規模に達しています。現在のST発行数は12本で、最大発行額が134億円まで増加しています。また、公募型不動産STの発行やODX(大阪デジタルエクスチェンジ)における銘柄の取り扱いにおいて、国内初の実績を持っています。
新しく立ち上げられたポータルサイトでは、「プロが選ぶ不動産が一般の人も手に入るようになる革命」というメッセージが掲載され、これまで機関投資家向けに限定されていた不動産投資機会が個人投資家にも開放されることが強調されています。
|文:栃山直樹
|画像:リリースから