11月13日から20日まで、暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するビットバンクは、一般のインターネットユーザー1389人を対象に、暗号資産投資に関するWebアンケート調査を実施しました。集計結果が12月19日に発表され、興味深い項目がいくつかあります。
「資産運用している」51.3%
「「投資をしていますか?」という質問に対して、「投資をしている」と回答した割合は51.3%で、これは2023年とほぼ変わらない結果となりました。」

投資対象「暗号資産」減少19.0%
「「資産運用を行っている」と回答した参加者の中で、「暗号資産」を投資対象として選んだ割合は、19.0%であり、前年の20.3%からわずかに減少しました。」

暗号資産の小口投資が増加
2023年には5%未満の投資家の中で「暗号資産」を選択した人の割合は51.8%でしたが、2024年には60.6%に増加しました。

「暗号資産投資に取り組まない理由の43.1%は、「知識不足」とのこと」
「暗号資産への投資を避ける理由の中で最も多かったのは、「知識不足」で、43.1%という結果となりました。これは前年から9.4ポイント増加しています。次いで、「高いリスク」(32.1%)、「あいまいな不安」(26.7%)、「複雑さ」(22.8%)と続きました。」

ビットコイン価格予想
「2025年のビットコイン価格に関する調査によると、価格が「1000万円〜2000万円未満」と予測される割合は22.0%で最も多かった。一方、「4000万円以上」と予測する割合は1.4%に過ぎなかった。」

ドージコインの期待膨らむ
「2025年に注目される仮想通貨に関して、ビットコイン(BTC)が43.5%で最も支持されており、前年の35.4%から大幅に増加しています。また、前年は1.9%だったドージコイン(DOGE)が4.8%まで支持を拡大しました。」

暗号資産業界の課題「税制」が最多
「仮想通貨業界における課題について、最も多かった回答は「税制に関する法整備が不十分である」であり、その割合は24.1%でした。次に「個人のウォレットのセキュリティ課題」(20.4%)、「仮想通貨取引所の情報セキュリティ課題」(19.7%)が続きました。」

「■ 調査概要アンケート実施期間:2024年11月13日から2024年11月20日調査対象者:インターネットユーザー回答者数:1389人(有効回答者数:1375人)調査手法:Webアンケート調査配信手段:Webアンケートツール(Fastask)」
テキスト:栃山直樹、イメージ:Shutterstock提供