「12月3日、現代美術家の村上隆氏との共同NFTプロジェクト「CloneX」を手がけるRTFKT(アーティファクト)社は、自社のWeb3サービスを2025年1月までに段階的に終了すると発表しました。」

「RTFKTは2020年に設立され、Web3テクノロジーとデジタルファッションを融合させたプロジェクトを展開しています。具体的には、デジタルデータから実物製品を生み出す「デジタルスニーカー」など、先進的な取り組みを行ってきました。」
2021年12月、スポーツウェア大手ナイキ(Nike)に買収され、同社のデジタル戦略の一環として事業を展開中。2022年はNFT市場が盛り上がり、CloneXの個体が1億円を超える価格で取引される例もあったが、その後市場が冷え込んで取引が減少。今回の発表を受け、CloneXの最低価格は一時的に約60%下落した。
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「同社は事業終了前のラストプロジェクトとして、12月に「MNLTH X featuring the BLADE DROP」というイベントを開催する予定だと発表している。」
「文:栃山直樹、画像提供:OpenSea・CloneXコレクションページ(スクリーンショット)」