オープンAIの創始者であるサム・アルトマン氏が手掛ける分散型IDプロジェクト「ワールドコイン」とマレーシア政府機関などが基本合意書（MoU）を締結し、「ワールドID」を虹彩認証で取得することが可能になるとして、マレーシア国民に関する合意がなされました。
ワールドコインの公式ブログによると、ワールドコイン財団（Worldcoin Foundation）と開発組織であるツールズ・フォー・ヒューマニティ（Tools for Humanity）は、マレーシア政府の応用研究開発部門であるMIMOS Berhadおよび大手電子政府サービスプロバイダーであるMyEGと基本合意書を締結し、マレーシアのデジタルインフラにワールドコインの技術が組み込まれることになりました。
これにより、マレーシアのデジタル認証情報に関連する継続的で将来的な作業が向上し、さらにマレーシア国民はワールドコインの虹彩イメージング技術を用いた個人認証にアクセスできるようになります。
世界中で648万1480人がワールドIDを取得しています。
「文章および編集：井上俊彦、画像提供：Worldcoin」
