目次
- 「ビットコインの価格チャートは、上昇トレンド転換を示す逆三尊パターンを示しています。」
- 暗号市場で急上昇が発生すると、価格が12万ドルに達する可能性が広がるでしょう。
- 「ビットコインは過去24時間で約1%の上昇を見せ、現在は11万2000ドル前後で取引されています。」
9月5日に示された悲惨な雇用統計は、FRBの利下げを後押しした可能性がありましたが、ビットコイン（BTC）は価格上昇しませんでした。
「短期の価格チャートを見ると、ビットコインは強気の逆三尊パターンが出現しています。このパターンは一般的な価格反転パターンであり、12万ドルへの急騰を示唆しています。」
「逆三尊（逆ヘッド・アンド・ショルダー）は、強気の転換パターンであり、3つの谷が特徴です。中央に位置する深い谷（ヘッド）を両側から、小さくてほぼ同じ高さの2つの谷（ショルダー）が挟みます。このパターンでは、谷の価格が回復していく中で、ピークを結ぶ水平なラインをネックラインと呼びます。」
「このネックラインを明確に超えることで、価格が下がっていたトレンドが上がり始めることが分かります。この上昇トレンドの幅は、通常、最も低い価格とネックラインの距離とほぼ同じくらいになると考えられています。」
「現時点でのチャート分析によれば、逆三尊パターンの右側の肩が形成されつつあります。重要な抵抗線であるネックラインは11万3378ドルで確認されています。このラインを上抜けることで、強気相場のブレイクアウトが生じ、12万ドル近辺までの上昇が見込まれます。」
「もし10万7300ドルを下回れば、このパターンは無効となり、チャート上で弱気相場の傾向が強調されます。その際、注目すべきポイントは10万1850ドル付近に位置する200日移動平均線のサポートラインです。」
｜翻訳：CoinDesk JAPAN
｜編集：井上俊彦
｜画像：Shutterstock
｜原文：BTC Eyes $120K With Bullish H&S Pattern: Technical Analysis
