- ドナルド・トランプ氏は、自身の家族が運営する仮想通貨プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」が9月16日に始動すると発表しました。
- このプロジェクトは、従来の銀行業務に代わって暗号資産を導入することで、新しい方向に進むことを目指しています。
共和党大統領候補であるドナルド・トランプ氏は9月12日、ポッドキャストで、自身の家族が運営するデセントラル化ファイナンス(DeFi)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)」が9月16日にスタートすることを明らかにしました。
トランプ氏は自身のXアカウントに投稿した動画で、「暗号資産に未来を見出し、時代遅れの主要銀行を置き去りにする」と述べ、「午後8時のライブ配信にご参加いただきたい」と語りました。
.@WorldLibertyFi pic.twitter.com/rHEGQXl4jL
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) September 12, 2024
ワールド・リバティ・ファイナンシャル社は、エリック・トランプ氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏が率いており、18歳のバロン・トランプ氏はこのプロジェクトの「分散型金融(DeFi)の先駆者」として活躍していると言われています。
CoinDeskが入手したワールド・リバティ・ファイナンシャルのホワイトペーパーの草案によると、このプロジェクトには、DeFiプラットフォームのAave(アーヴェ)とイーサリアムのブロックチェーン上に構築された「信用口座システム」が含まれており、分散型の借入と貸出を促進すると述べています。
ワールド・リバティ・ファイナンシャルのテレグラム・チャンネルで公開されたメッセージによれば、米ドルにペッグされたステーブルコインのプロジェクトが計画されており、その目標は「世界中に米ドルにペッグされたステーブルコインを普及させ、米ドルの優位性を確実にする」ことであると述べられています。
「コインデスクジャパンによる翻訳、井上俊彦による編集、Shutterstockの画像を使用。ドナルド・トランプ氏の家族が率いるWorld Liberty暗号プロジェクト、9月16日に公開予定」