- 「ワールド・リバティ・ファイナンシャルは、資金調達目標を3億ドルから3000万ドルに引き下げた後、1トークンが0.015ドルで10億2000万トークンを販売しました。」
- ここ数日で、保有しているイーサリアムの価格が16%上昇し、100万ドル増加しました。
- トークンセールは現在進行中ですが、11月に入ってからの売り上げは36万4000ドルに留まっています。
次期大統領の一家が支援する分散型金融(DeFi)プロジェクトであるワールド・リバティー・ファイナンシャルは、10月に地味なトークンセールが行われた後、約1億5500万円相当の含み益を得ました。
この企業は、投資家からの需要が不足しているため、10月31日に資金調達目標を3億ドル(約465億円)から3000万ドル(約46億5000万円)に大幅に削減しました。これまでに10億2000万のWLFIトークンが販売されており、これは新しい目標額の約半分に相当します。
「ただし、イーサリアム(ETH)が協定世界時(UTC)11月6日午前1時以降に16%以上上昇しており、そのため、ワールド・リバティ・ファイナンシャルにとってすべてが否定的な状況とは限りません。 Etherscanによると、トークンセールのウォレットは未だにトークンを換金しておらず、現在4234ETHと420万ドル(約6億5100万円)相当のステーブルコインを保有しています。」
「アメリカ大統領選挙においてドナルド・トランプ氏が勝利したことで市場全体が上昇し、その影響でイーサリアムの価格が2900ドル前後で取引されています。この価格は8月以来の最高値となっています。」
「ただし、ワールド・リバティ・ファイナンシャルにおける重要な課題の1つは、WLFIトークンが「譲渡不能」であるという点です。要するに、投資家は利益を得るためにそれを換金したり、他の資産と交換したりすることができません。この状況は、将来のガバナンス投票によって変更される可能性がありますが、現時点ではその予定はございません。」
最近、トークンの販売ペースが遅れており、11月1日以降には36万4000ドル(約5642万円相当)分のWLFIトークンしか販売されていない。
このプロジェクトは、トランプ大統領の支持を受けながらも、スカイブリッジ・キャピタルの創設者兼マネージングパートナーであるアンソニー・スカラムッチ氏から「詐欺」との非難を受けました。
「コインデスクジャパンによる翻訳、井上俊彦による編集、画像提供:Danny Nelson/CoinDesk、元記事:トランプ家の支援を受けた暗号通貨プロジェクトが、穏やかなトークンセールの後にETHで100万ドルの利益を上げる」