- ナイジェリアでは、暗号資産に関連した詐欺が行われていたとされる建物の捜索が行われ、792人が逮捕されました。
- 容疑者らは、主にアメリカやヨーロッパの被害者をターゲットにロマンス詐欺を実行し、架空の仮想通貨投資案件への出資を要求していたと疑われています。
ナイジェリアでは、暗号資産(仮想通貨)関連の詐欺が行われていたとされる建物が捜索された後、792人が逮捕されました。この情報は16日、ロイター通信が報じました。
報道によると、容疑者たちはアメリカやヨーロッパの人々を主な標的とし、ロマンス詐欺をして、偽の暗号資産投資に資金提供を求めたとされています。
エコノミック・アンド・フィナンシャル・クライムス・コミッション(EFCC)の広報担当ウィルソン・ウウジャレン氏によると、中国人やフィリピン人を含む容疑者たちが先週、ラゴスにある7階建ての建物で拘束されたとロイター通信が報じています。
ユーウージャレン氏は、「ナイジェリア人が被害者になる可能性が高い人々の信頼を勝ち取ると、その後外国人が実際の詐欺行為に関与する可能性が高くなる」と述べました。
「ナイジェリアでは、暗号資産に関連する不正行為を取り締まる取り組みが強化されています。一時期、複数の取引所に国内での営業禁止が報じられました。最近では、暗号資産取引所バイナンス(Binance)とその幹部に対し、マネーロンダリングや脱税の疑いで1年にわたる法的争いが続いています。」
「CoinDeskがナイジェリアの経済金融犯罪委員会にコメントを要請した。」
「暗号詐欺に関するニュース:ロイターによると、ナイジェリアで800人近くを逮捕」