シンガポールを拠点とするDigital Entertainment Asset(DEA)は、NTT-MEとGreenway Grid Globalと共同で、参加型社会貢献ゲーム「ピクトレ(PicTrée)」を用いた電信柱撮影のプロトタイプ実験を行います。実験は、栃木県、群馬県、茨城県にある約15万本の電信柱を対象に、2月2日から3月16日まで実施されます。
「実証実験では、被験者がピクトグラムレベルで電信柱を写真撮影し、そのデータに基づいて電信柱や電線などの電力インフラ設備の効率的な維持管理方法を検討する。」

DEAはこれまでに群馬県前橋市や東京都内などで同様の実験を実施してきました。この度、プレイヤーは「群馬軍」「栃木軍」「茨城軍」の3つのチームに分かれ、各エリアで電信柱の撮影を進めながらスコアを競います。参加者には、Amazonギフト券やDEAPcoin(DEP)という暗号資産が報酬として与えられます。

「過去の実験や研究により、電柱に植物が近づくことやカラスの巣立てが検知されるなど、施設の問題を早期に発見することに貢献しています。また、2月には同様の実験が静岡県沼津市でも実施される予定です。」
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|文:橋本祐樹
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