シンガポールに拠点を置くデジタルエンターテインメント資産(DEA)は1月29日、DEAの親会社であるPlayMiningに対して、ZUUファンダーズが主導する「ZUU ターゲットファンド for PlayMining 投資事業有限責任組合」を通じて、約10億円の資金調達を達成したことを発表しました。
DEAとZUUは、資金調達を機に、企業向けのWeb3新規事業の創出や課題解決型ゲームプラットフォームの拡大に向けて、DePIN(Decentralized Physical Infrastructure Networks:分散型物理インフラネットワーク)を活用し、協力体制を強化していくことを発表しました。
先週、DEAは北関東地域の3県で電信柱の撮影に参加型社会貢献ゲーム「ピクトレ(PicTrée)」を活用した実証実験を行うと発表していました。
「調達した資金は、組織の体制強化に注力し、PlayMiningの上場準備を進めるために活用される予定です。上場は米国のナスダックを目指す方針です。」

関連ニュース:ピクトレが、北関東地域の3つの県で電信柱の撮影を実証する実験を行う計画です。
“DEAの取り組みである「ゲームを活用した課題解決」は、日本でも顕在化しているインフラの老朽化やメンテナンス人員の不足といった課題に対処する取り組みであり、さらにDePINがWeb3/ブロックチェーン分野で注目されているため、今後、この取り組みは広がりを見せる可能性が高いです。”
「文章:CoinDesk JAPAN編集部による|画像:プレスリリースから提供」