「「ヴィッセル神戸」の2025シーズン開幕戦で「浦和レッズ」と対戦する試合のチケットの一部が、NFTチケットとして販売される予定で、販売は1月20日から開始される。」
楽天グループが17日に公表した情報によれば、NFTチケットは、ブロックチェーン技術を使った電子チケットである。楽天チケットは、高いセキュリティを持つ次世代チケットプラットフォームを構築することを目指しており、今回の試みはその一部であると言える。
“現在、ピッチのすぐ近くに位置するメインスタンド前の特別席「THE PITCH」と、メインスタンド中央部に位置する最上級シート「ヴィッセルシート」の一部をNFTチケットで提供しています。”

さらに、購入者は2次市場で取引価格を自由に決定する機能が提供されるだけでなく、2次市場期間が終了した後も楽天グループが運営するNFTプラットフォーム「Rakuten NFT」内のマイコレクションに保有アイテムを保存できるという。
楽天チケットは、将来、スポーツイベントに限らず音楽などエンターテインメント分野でもNFTチケットを活用する可能性を検討中であり、安全かつ透明性の高い取引環境を提供することで、公平な2次流通市場の構築を目指しています。
楽天ヴィッセル神戸の代表取締役社長である千布(ちふ)勇気氏は、「このイニシアチブを通じて、チケットの透明性と安全性を向上させると同時に、リセール市場における課題の解決に貢献できると考えています。さらに、スポーツとテクノロジーの融合を進め、Jリーグ全体の成長に寄与していく所存です」と述べています。
「文章:橋本祐樹、画像提供:シャッターストック」