プログマットが率いるデジタルアセット共創コンソーシアム(通称DCC、会員数292社)は、セキュリティトークン(デジタル証券)やステーブルコインの発行・管理基盤に関わる業務を担当しており、1月22日にRWA(Real World Asset)トークンビジネスのスキーム検討結果を公表しました。
「日本酒やウイスキー、絵画、高級時計などの資産を裏付けとするトークンの活用を目的として、DCC内に設置された「RWA トークンワーキング・グループ(WG)」が検討を行いました。」
RWA(リアル・ワールド・アセット)は、2030年までに16兆ドル規模の市場に成長すると予測されており、国内ではセキュリティ・トークン(ST、デジタル証券)市場が拡大しているほか、ステーブルコイン(SC)の導入も目前に迫っているとされています。
しかし、RWAの対象範囲は広範囲に及び、DCCでは2023年1月から、国内のSTとは異なり、金融規制などの適用を受けないものを「狭義のRWA」と位置付け、ビジネススキームの検討を開始している。各RWAが本物であることを明確に示すことが可能な「トレーサブル基盤」との連携が普及の鍵であると考え、これに関する検討を進めてきた。
「最初は日本酒業界の問題解決を目的とした「日本酒トークンWG4」として始まったWGは後に「RWAトークンWG」に改組し、広範囲な活動を目指すようになった。」
「審議結果は、以下のリンクからご覧いただけます。WG審議結果:https://speakerdeck.com/progmat/wg-dcc-rwa-token-scheme」
「今後、検討した計画を元にして、具体的なプロジェクトを進め、2025年までにRWAトークンの発行と流通を目指す予定です。」
「文章提供:CoinDesk JAPAN編集チーム、画像提供:プレスリリースから」